教室の沿革

 名古屋大学大学院医学系研究科血管外科分野は名古屋大学外科学第一講座から、血管外科研究グループが分離する形で2002年4月に独立した。

 外科学第一講座は初代齋藤真教授(1919年 - 1950年)による世界に先駆けた血管造影法の開発以来、血管外科の研究が大きなテーマであった。この伝統は戸田博教授(1950年 - 1953年)、橋本義雄教授(1953年 - 1968年)、弥政洋太郎教授(1973年 - 1984年)に引き継がれ、血管外科分野における交感神経外科手術や高圧酸素療法の導入も積極的に推進された。塩野谷惠彦教授(1984年 - 1991年)は血管外科が専門であり、血管外科全般の研究が飛躍的に発展した。なかでもBuerger病に関する数多くの業績は国際的に高く評価された。その後、1991年より二村雄次教授(現在器官制御外科教授)のもとで、引き続き日本有数の血管外科研究室として研究を継続した。

 2002年4月に大学院大学の再編成で血管外科分野が独立し、初代血管外科教授として古森公浩教授が就任した。血管外科領域の主要学会を数多く主催、学会理事長としての重責を担うだけでなく、学会間の国際交流の礎を築くなど、国内外を問わず活躍し、2022年3月に退任となった。2022年8月より第二代教授として坂野比呂志教授が就任し、今後のさらなる発展が期待される.
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